この季節に車に起こる厄介な自然現象と言えば、フロントガラスに霜が降りる事ですね。特に朝の出勤時にこうなっていると視界を確保するまで足止めをくらうことになります。厄介な霜ですが、座して待つより2倍速く取り除く方法をご紹介しましょう。
Here’s the Fastest Way to Defrost Your Car Windshield According to Science
http://sploid.gizmodo.com/heres-the-fastest-way-to-defrost-your-car-windshield-ac-1751085019
冬の朝は車のガラスが真っ白!
冬の時期、出勤のために乗り込んだ車の中はとても寒く、フロントガラスは霧がかかったように真っ白です。これでは運転できませんので何とかしないといけませんが、デフロストボタン(フロントガラスに温泉マークの湯気がかかっているマークのボタン)をONにして、ただじっと待っているのも寒くてかないませんね。記事の最後にある動画は、Mark Rober氏が試行錯誤してガラスの霜を取り除く最適な方法を見つけ出したものです。その結果、単にデフロストボタンを入れただけの時の2倍の速度でガラスがきれいになったそうです。
検討した4つのパラメーター
Rober氏が検討した方法というのは、世間でよく言われている脱霜法の中から最適な組み合わせを選び出すというものでした。つまり、
- ヒーターを入れるべきかクーラーを入れるべきか
- エアコンは入れるべきか
- 車内循環は入れるべきか
- 窓は開けるべきか
の4つの条件の組み合わせです。つまり、「ヒーター、エアコン、循環を入れて窓は全開にする」などです(これだと循環をONにして窓を開けるというお粗末なことをしていますが)。そして検討の結果、最適な条件は以下の通りということがわかりました。
- ヒーターを全開で入れるべし
- エアコンは入れるべし
- 車内循環は切るべし
- 窓は全開にすべし
もちろん、解凍ボタンをONにするのは前提です。これを見ると、ガラスの近くから温風を出して湿気を吸わせ、湿った空気をガンガン外に出せばいいということですね。
動画の中のRober氏はなかなか早口で慣れるまでリスニングが難しいかもしれませんが、湿度をこぼした水、気温をタオルの大きさに例えるなど、なかなかわかりやすい説明をしてくれているので、興味のある方は一度再生されてはいかがでしょうか。