地球からわずか14光年の位置にある移住可能かもしれない「お隣さん」

地球からわずか14光年の位置に、人類が移住できるかもしれない惑星が見つかりました。

Earth-like exoplanet discovered only 14 light years away

http://www.geek.com/science/earth-like-exoplanet-discovered-only-14-light-years-away-1642543/

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地球から14光年の地球型惑星「Wolf 1061c」

今回見つかった星は「Wolf 1061c」という惑星で、Wolf 1061という恒星の第2惑星です。Wolf 1061は、赤色矮星の1つとして知られています。赤色矮星は太陽よりもかなり小さく、表面温度も低いのですが、天の川を形成する星はかなりの割合で赤色矮星に分類されます。温度が低いので、水が液体で存在できるいわゆるハビタブルゾーンは太陽に比べてだいぶ近い位置になります。Wolf 1061には地球型惑星(ガスや氷ではなく、岩や土で出来ている惑星)が3つありますが、先ほどの1061c以外の2つは熱すぎるか冷たすぎるかして液体の水は存在しません。

穏やかな赤色矮星Wolf 1061

Wolf 1061cは地球の約4.3倍の質量を持ち、1.8倍の重力を持つと見られています。公転半径は地球の約10%とかなり恒星に近い場所を回っており、18日間で1週します。問題なのは、赤色矮星というのは一般に、大量の放射線を放つ星であるという点です。十分な熱量を得られるほど近くに行くと、大量の放射線まで浴びることになってしまいます。幸い、Wolf 1061の活動は赤色矮星の中では「比較的」穏やかな方ですので、即座に太陽フレア(1061フレア?)やX線バーストで、レンジでチンされる可能性は低いそうです。

実際に大気を調査する計画の必要性も検討中とのこと

Wolf 1061の持つ3つの惑星は、以前よりも盛んに活用されるようになったドップラー効果を応用した観測法で発見されました。星の微妙な赤や青への偏移を観測することで、惑星の質量によるぐらつきを観測するという技術です。

実際に生命が存在できるのかを検討するため、1061cの大気を調査することも検討されていると言います。今すぐ移住できるようになどはなりませんが、これまでSFの世界の話でしかなかった星間植民もようやく現実味を帯びてきたと言えるのではないでしょうか。

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